最近よく見かける「トップスとボトムが一体化したような服」。しかもデザインのバリエーションが多いため、名前がわからず買い物に困ることも。
そこで今回は【上下が繋がってる服の名前】をプチ解説。画像を見ながら、ファッション用語の疑問を解消していきましょう!
上下が繋がってる服の代表「オールインワン」「コンビネゾン」
上下が繋がった服の中でオーソドックスなのが【オールインワン】。英語の「all-in-one(=一体化された)」に由来するファッション用語です。
オールインワンとはトップスとボトムが続いている服のことで、パンツタイプを指すのが一般的。スカートタイプは【ワンピース】と呼びます。ほかの服と重ね着せず、単品でコーデが完結するのがオールインワンの特徴。
ちなみに【コンビネゾン】はオールインワンのフランス語。オールインワンとコンビネゾンは、同じ意味のファッション用語です。
「ジャンプスーツ(つなぎ)」とは?
次にチェックしておきたいのが、もともと飛行用の服だった【ジャンプスーツ】。トップスとパンツがひと続きになった機能的な服として1920年代に登場しました。ジャンプスーツの日本語は「つなぎ」。
上下が繋がっているという点では「オールインワン」と同意語ですが、より作業服っぽさがあるのがジャンプスーツの特徴。前開きやポケット付きなどワーク感がある服を「ジャンプスーツ」と呼ぶのが一般的です。
サロペットパンツやオーバーオールとの違いは?
いま人気の【サロペットパンツ】も上下が繋がった服の一つ。ただしトップスと重ね着が必要なのが、オールインワンやジャンプスーツとの最大の違いです。
サロペットパンツの特徴は胸当てとショルダーストラップ。しかし現在では胸当てがなく、ハイウエスト仕立てのデザインもサロペットパンツと呼びます。
似たような形の【オーバーオール】はサロペットパンツと比べて、ややカジュアル寄りのアイテム。デザイン的にハッキリとした違いがないので、あいまいなファッション用語なんです。
上下が繋がってるスカートの名前は?
上下が繋がっていて袖がないスカートタイプは「ジャンパースカート」。本来はベストとスカートを一体化させたような服のことでしたが、最近ではデザインバリエーションが進化。重ね着したインナーがチラりと見える布面積のジャンパースカートが人気です。