品格とは、気高さや上品さのある様子を指し、立ち居振る舞いやマナーがきちんとしているだけでなく、ファッションにも表れます。より大人としての自覚が生まれ、装いにも「品格」を求めるようになる40代。でも、ただ品格を重んじるだけではファッションに柔らかさを感じられないかもしれません。
そこでプラスしたいのが「優美」というキーワード。優美とは「落ち着いていて上品、美しいさま」を指します。今回は、あらためて優美で品格あるコーデの条件を考えていきます。
※こちらの記事では、あくまでコーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
品格あるコーデの条件1|TPOをわきまえている
品格のあるコーデの第一条件は、「TPO」をわきまえていること。時間、場所、場合を考えながら装いにも気を配る必要があります。たとえば、少しきちんと感のある場所やシーンにいく予定があるなら、スナップのようニットアンサンブルやタイトなロングスカートなど、ベーシックなスタイルで品よくまとめるのがおすすめです。
指先の出ない高すぎないヒールのパンプスを合わせて、足元もぬかりなく。バッグは主張の少ないシンプルデザインのレザー調を選ぶとよいでしょう。すべてをかっちりとしすぎす、シルエットやデザインに「曲線」を取り入れることが優美に仕上げるポイントです。
品格あるコーデの条件2|肌の露出が少ない
肌の露出が少ないことも「品格コーデ」の条件。程よい肌見せコーデは女性らしさを表現したい時にはいいのですが、「品格」をテーマにする場合には「肌の露出を極力控える」のが無難です。スナップのように、デコルテやひざ下をしっかりと隠したアイテム選びがおすすめです。
品格あるコーデの条件3|着こなしに清潔感がある
「清潔感」を「衛生的である、そして誠実で清潔に見えること」だと定義すると、どのようなコーデがよいのか見えてきます。衣類に汚れやほつれ、毛玉などがないことはもちろん、コーデの色合わせやデザインにも「清潔感」に配慮しましょう。
スナップのように、ベージュとホワイト(アイボリー)の組み合わせは、ベーシックカラーの品を感じる組み合わせでありながら、明るく華やかな印象も与えます。ベージュのプルオーバーはボリュームスリーブが優美で、素材からはほんのりとした艶やかさが上質感を演出します。
品格あるコーデの条件4|さりげなく小物で「上質感」を演出する
品格コーデを目指すなら、ミニバッグや腕時計などの小物でさりげなく上質感を演出するのもおすすめ。どちらも実用的でありながら、アクセサリー感覚で取り入れられるアイテムです。
スナップは、フレンドリーな価格帯でありながら高級感のある「Daniel Wellington(ダニエルウェリントン)」の腕時計をコーデに取り入れています。腕時計のベルト、ショルダーバッグ、パンプスの色や素材感を合わせているので、センスよく仕上がっていますね。
品格あるコーデの条件5|ジャストなシルエットを知っている
自分に似合う「ジャストなサイズ感」を着こなしている人は、とても素敵でファッショナブルに見えますよね。スナップのようなデニムスタイルでも、品格のあるコーデはつくれます。
トップスの露出を控え、デニムは色落ちやダメージ感のないアイテムを選び、ジャストなサイズ感で仕上げれば、大人のカジュアルスタイルがよりおしゃれに品よく仕上がります。
品格あるコーデの条件6|着る人に似合っている
品格があり優美だと感じられるコーデの要は、「その人らしさが際立っていること」です。どんなに品よくおしゃれでも、着る人に似合っていないと本末転倒。
若いころトレンドを追ってしまったり、それで失敗したりと自分に似合うモノ、しっくりくるスタイルを見つけるのが難しく感じることもあります。ですが、さまざまなファッションを経て自分らしさがわかり始める40代は、きっと「似合うモノ・そうでもないモノ」の取捨選択ができてきていることでしょう。
品格も優美もすべて「自分らしさ」から始まると信じて、自分の「好き」という感覚や「人に褒められることが多いスタイル」を探求してみましょう。
品格と優美さを兼ね備えたコーデは、きちんとコーデだけでなくカジュアルコーデでも楽しめます。あなたもぜひ、ご紹介したポイントも参考に自分らしいスタイルを見つけてみてくださいね。