ファッションのおしゃれなテクニックとして、上下を同じ色で揃えた着こなし方があります。この全身同じ色のコーディネートは何という名前なのでしょうか?
今回は「1色でまとめたコーディネート」のアパレル用語をプチ解説。今さら聞けない疑問、こっそり解消しておきましょう!
全身を1色でまとめたコーデは「ワンカラーコーデ」
全身を1色でまとめたコーデの名前は、ずばり【ワンカラーコーデ】。ファッション誌やSNSでよく見かける「黒コーデ」「白コーデ」はワンカラーコーデの代表的な種類です。黒・白以外では、「ベージュコーデ」「ネイビーコーデ」なども人気。
ワンカラーコーデの定義は曖昧ですが、トップスとボトムの色味がまとまっていればOK。靴やバッグの色が違っていてもワンカラーコーデと言います。
「ワントーンコーデ」とはどこが違う?
ワンカラーコーデとよく間違われるのが【ワントーンコーデ】。「トーン」とは色調という意味で、色の濃淡が同じような服を組み合わせたスタイリングを指します。トーンは合っているけれど色が違うのがワントーンコーデの特徴です。
たとえばスナップ1枚目は「ぺールトーンのグリーン×ブルー」、2枚目は「くすみカラーのピンク×ベージュ」のワントーンコーデ。このように上下の色が違っていても、トーン(色調)が合っているので、配色のバランスがいいコーデに仕上がります。
基本色で濃淡を効かせたワンカラーコーデ
ワンカラーコーデは上下の服を同じ色で合わせるだけなのでカンタンですが、一方で着こなしがのっぺり見えてしまうことも。そんなときは「同系色で濃淡が違うもの」を組み合わせると、立体感が生まれてあか抜けたルックスに決まります。
例えば「ブラウンとベージュ」「黒とグレー」など基本色で系統カラーにまとめると、シックでニュアンスのあるコーデを演出できますよ。
きれい色で濃淡を効かせたワンカラーコーデ
お目立ちなきれい色でも、ワンカラーの濃淡を効かせればコーデのまとまりがアップ。色味がグラデーションになりスタイリングが映えますよ♪