ざっくりとして網目(編み目)が大きいニットは最近よく見かけるようになったアイテム。若い世代から人気のようですが、いったい何という名前なのでしょうか?
そこで今回は【網目が大きいニットの名前】をプチ解説。新しいアパレル用語をわかりやすい画像でご紹介します!
もくじ
網目が大きいニットは、ずばり「メッシュニット」
網目が大きいニットの名前はずばり【メッシュニット】。「メッシュ=網目状」という意味で、ざっくりと粗く編み込まれたニットを指します。
ニット生地のすき間が大きくて透け感があるのが特徴。下に着た服が見えるので、おしゃれなレイヤードコーデが楽しめるアイテムです。
網目がさらに大きなニットは、別名「フィッシュネットニット」
網目がさらに大きなニットは、魚をすくう網に似ていることから【フィッシュネットニット】と呼ばれることも。シースルー感が強いので、カップ付きのキャミソールやタンクトップ合わせが基本です。
「シアーニット」「透けニット」も同じアイテム
メッシュニットは、別名「シアーニット」「透けニット」とも呼ばれています。透けた生地感から付けられた名前ですが、言い方が違うだけでいずれも同じアイテムです。
メッシュニットの中でも夏服らしいデザインの場合は、涼しそうなイメージを持つ「シアーニット」の商品名が多い様子です。
冬モノで網目が大きいのは「ローゲージニット」
冬用ニットで網目が大きいものは「ローゲージニット」。太い毛糸を使ってざっくりと編み込んだニットを指します。ボリューム感があって、見た目・着心地ともにあたたかみがあるのが特徴です。
透け感のある「シアーモヘアプルオーバー」
透けニットとも呼ばれている「シアーモヘアプルオーバー」。網目が大きいシースルーのニット生地から作られています。
モヘア独特のふんわりしたタッチはフェミニンなムードたっぷり。インナーはスナップのような見せキャミソールをはじめ、長袖Tシャツとも相性バツグンです。
女性らしい表情の「透かし編みニット」
ざっくりした編目でありながら女性らしい表情の「透かし編みニット」。細い糸を使用して編み地にすき間を作り、透かし目に仕立てたニット生地を使った服を指します。エレガントな雰囲気があり、きれいめコーデにうってつけです。
ハンドメイド感のある「かぎ針編みニット」
かぎ針を使って編み込んだようなルックスの「かぎ針編みニット」。繊細なレースのような編目が特徴です。
ざっくりと編み込まれたモチーフにはハンドメイド感があり、柔らかいムードを演出。かぎ針編みのベストやニットは透けていながらも品のよさを感じさせます。
かぎ針編みと同じ意味の「クロシェ編みニット」
「クロシェ編みニット」はかぎ針編みと同じ意味合いを持つファッション用語。クロシェとはフランス語で「かぎ針編み」のこと。シアーな生地感が特徴で、連続したモチーフをパターン化したものを「クロシェ編み」と呼ぶ場合もあります。
2023年4月25日 公開
2025年3月26日 更新