秋冬アウターの定番といえばキルティングとダウン。どちらもボリュームがありシルエットが似ているため、「イマイチ違いがわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は【キルティングとダウンの違い】をプチ解説。いまさら聞けないファッション用語の疑問を、おしゃれな画像でスッキリ解消しちゃいましょう。
キルティングとは?
そもそもキルティングとは、2枚の生地に綿(わた)を挟み込み、ステッチで押さえた生地のこと。ファッションアイテムで代表的なのがキルティングジャケットとキルティングコート。生地全体に細かくステッチが施されているので、シルエットにハリ感があるのが特徴です。
キルティングアウターは中綿が入っているため軽くて暖か。秋冬春とロングシーズンで使える万能アイテムです。
キルティングとダウンの違いは?
キルティングとダウンの違いは中身の素材にあります。【キルティング】は綿(わた)が挟まれていますが、水鳥の羽を使っているのが【ダウン】。しかし最近では、ポリエステルなどの化学繊維を使ったリーズナブルなダウンも登場しています。
また、ダウンジャケットやダウンコートはキルティングより保温性が高いのが特徴。中の羽が片寄らないよう、一定の間隔でダウンステッチが施されています。
ちなみに……いま流行りのダウンアウターにはステッチがない!
ダウンにはステッチが施されているとご紹介しましたが、実は「シームレスのダウンジャケット・コート」がいま流行中。シームレスダウンとはステッチがないダウンを指します。中身を圧縮・加工することで、ステッチレスのスッキリしたシルエットを演出。
一般的なステッチがあるダウンに比べてカジュアル感は少なめ。クリーンに着こなせるので通勤アウターにもうってつけです。
ちなみに……キルティング服はアウター以外も人気!
また、キルティング生地はアウター以外にも使われています。服で代表的なのが「フレアスカート」。生地独特のハリを生かしたボリューム感が人気です。
中綿が暖かい空気をまとうため下半身の冷え対策にぴったり。コンパクトなトップスを合わせるとバランスが整います。