その肌トラブル、「マスク」のせいかも? アロマセラピストが教える原因と解決策

外出時にマスクを着用するのが新しい日常となった2020年。最近では頬やアゴがかゆい、肌荒れ、ポチポチと吹き出物ができるという声を多く聞くようになりました。

「それってマスクと関係あるのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。感染対策には欠かせない大事なマスクですが、肌トラブルに関係がありそうです。

今回はおしゃれ女子の健康や美容のお手伝いをするアロマセラピストのロザリンダが、マスクが肌に及ぼす影響と解決策についてお話しします。

肌の仕組みを知っておこう

ヒフは「表皮・真皮・皮下組織」の3構造からなっています。
一番上にある「表皮」はさらに細かく分かれているのですが、マスクと接触するのは外側にある角質層。外からの細菌の侵入を防ぐ役目と、ヒフ内部の水分蒸発を防ぐバリア機能があるんです。

ヒフ表面では、水分と皮脂が少量分泌されて混じり合い、弱酸性の皮脂膜を作っています。汗をかき過ぎるとアルカリ性に傾いて、殺菌力が低下してしまうのです。

マスクと肌の関係はどうなっている?

お仕事やお出かけで長時間マスクを着けていると、マスクの内側が熱いと感じたり、ムズムズかゆくなったりなどの経験がありませんか?

また食事中はマスクを外すため、着けたり外したりが一日に数回繰り返されます。水を飲むだけだったらマスクを外さずにズラすだけ、というときもありますよね。

このとき「マスクと肌の間」には、一体どんなことが起こっているのでしょうか。

【マスク着用時に起きていること】

●マスクを着ける → マスク内のヒフ温度と湿度が上昇 → 汗や皮脂の分泌が増加します。

これに伴い、汗で肌がかゆくなったり雑菌が増えたりします。また過剰な皮脂分泌により吹き出物ができることも……。美容的には「マスクと肌の間」は最悪な環境なのです。

【マスク着脱時に起きていること】

●マスクを着脱またはズラす → 肌への摩擦が生じる → 表皮の角質が剥がされるため、角質層の働きであるバリア機能が低下します。

それによって雑菌が増加し、水分保持がしにくくなります。

●外した時の外気温度と湿度の差が、弱った肌の乾燥を招きます。

対策方法は?

●汗をかいた時は小まめに顔を拭きましょう。

●マスクの着脱時は、肌をこすらないように気を付けましょう。ズラすのをなるべく控えることも大切です。

●肌荒れを防ぐため、肌のお手入れ(洗顔・保湿・油分などの補給)は念入りに行いましょう。

●マスクをするためファンデーションや口紅を塗らなくなった方が増加していますが、日焼け止めやリップクリームをつけることが大切です。

●布マスクの洗濯は、丁寧に洗剤を落としてください。残った洗剤が肌荒れの原因に繋がります。

【アロマセラピストおすすめの方法】

精油の「ティートリー」をマスクに1滴落として、細菌の増殖を防ぎましょう。このとき、ヒフに触れないように注意してくださいね。

※ 精油には心身への作用や抗菌・抗真菌作用・抗ウイルス作用が期待できます。

ウイルス対策にしばらくマスクの着用が欠かせません。美肌を保ちながら上手に付き合っていきましょう♪


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ロザリンダ

ロザリンダ

美大デザイン科を卒業後、アパレルデザイナー、ファッションプランナーとして15年勤める。また一方アロマテラピーに興味を持ちアロマテラピーインストラクター、アロマセラピストの資格を取得。その後、心と体の健康や美容についての講座を開き講師として10年ほど活動しています。 現在アパレルデザイナーとアロマテラピー講師の経験を活かしてファッション記事のキュレーターと美容・健康記事のライターをしています。