イライラ、不安、めまい……これって更年期のせい? アロマセラピストが教える不調緩和法

病気でもないのに、最近なんだか気持ちが落ち着かない。イライラや不安、頭痛、めまいがする……。「これが更年期?」と頭をよぎる40代から50代女性の方へ、”アロマオイル”で不調を緩和する方法をご紹介します。ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。

“アロマオイル”は更年期の不快な症状に寄り添うのが得意。おしゃれ女子の健康や美容のお手伝いをするアロマセラピストのロザリンダが、「更年期」のお悩みをフォローします。

そもそも更年期障害とは?

女性は40~50歳代に閉経を迎えます。また個人差がかなりあることも特徴。「更年期」とは閉経前5年間と閉経後5年間を合わせた約10年間を指します。

その更年期の間に起きる、病気を伴わないさまざまな心身の不調を「更年期障害」といいます。

どんな症状があるの?

【体の不調】
ホットフラッシュ(突然のぼせたり、発汗したりする症状)、めまい、動悸、頭痛、肩こり

【心の不調】
イライラ、情緒不安、抑うつ(気分が落ち込み無気力になる状態)

※「病気ではないこと」が前提です。

どうして起こる? 更年期障害

女性は年齢によって、女性ホルモンといわれるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量に変化があります。更年期に入ると卵巣の働きが低下し、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量も減少します。

その一方、脳では”もっとエストロゲンを作れ”と指令を出します。しかし、卵巣機能が低下しているため多く出せず、バランスが崩れてしまうんです。この症状がよく耳にする「ホルモンバランスの乱れ」「自律神経の乱れ」にあたります。

※症状は軽い方から重い方まで個人差があります。

更年期の不快な症状に寄り添うアロマオイル(精油)

【ラベンダー】
鎮静作用、抗うつ作用、リラックス効果、月経前症候群

【ゼラニウム】
鎮静作用、抗不安作用(緊張やストレスを緩和する)、ホルモン分泌調整作用(生理痛、生理不順、更年期障害の緩和)

【クラリセージ】
鎮静(リラックス、緊張、不安を緩和)、鎮痛、加温作用、ホルモン分泌作用、エストロゲン様作用(月経困難症、更年期障害の改善)
※エストロゲン様作用とは、エストロゲン(卵胞ホルモン)に類似した化学構造を持っていることを示します。

【ネロリ】
鎮静作用、抗うつ作用、リラックス効果、生理不順、更年期障害

【ベルガモット】
鎮静作用、抗うつ作用(不安、緊張、ストレスの緩和)、更年期のストレスケア

手軽に取り入れたいアロマ活用法

次に、ちょっとした工夫で楽しめるアロマオイル活用法をご紹介します。特別な方法は必要ありません。

まず上でご紹介したアロマオイルを「1点」選んでください。あとはお好きな香りになるようブレンドするだけ。

【芳香浴】
アロマディフューザーやアロマランプを利用して、癒しの空間を作ってみましょう。
お持ちでなければ、ティッシュやハンカチにアロマオイルを1滴落とし、手元に置くだけで香りが楽しめますよ。

【化粧品にブレンド】
普段使っている化粧水やジェルに、アロマオイルを混ぜて使います。

<レシピ>
1. 100mlの化粧水なら、アロマオイルは「5滴くらい」が適量。
2. 使うたびによく振る。

【香油をかんたん手作り】
ホホバ油にアロマオイルを入れて、香水のように手首や耳の後ろに適量つけて香りを楽しみます。
バッグに入れておけば、好きなときにつけられるのでおすすめですよ。

<レシピ>
1. 「10ml瓶」を用意する。
2. ホホバ油を「瓶の9分」まで入れる。
3. お好みのアロマオイルを「15〜20滴」加え、フタを閉めて振れば出来上がり。

※アロマオイルは高濃度のため体は1%以下、顔は0.5%以下で希釈して使います。化粧品に入れると香りが強く感じるので、控えめに使用してくださいね。


いかがでしたか?
アロマオイルが持つ自然の力を借りて、少しでも不快な症状が楽になりますように。症状が重い場合は婦人科で相談してくださいね。


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ロザリンダ

美大デザイン科を卒業後、アパレルデザイナー、ファッションプランナーとして15年勤める。また一方アロマテラピーに興味を持ちアロマテラピーインストラクター、アロマセラピストの資格を取得。その後、心と体の健康や美容についての講座を開き講師として10年ほど活動しています。 現在アパレルデザイナーとアロマテラピー講師の経験を活かしてファッション記事のキュレーターと美容・健康記事のライターをしています。