40代以上の方に馴染みのある「チャック」ですが、すっかり死語になってしまった様子。最近のファッション用語では、チャックのことを何と呼んでいるのでしょうか?
チャックは「ファスナー」と言うのが一般的
チャックの最近の言い方は「ファスナー」が一般的。まず最初にアメリカでファスナーが誕生し、その後日本のメーカーが「チャック」と商標登録したことから、チャックという言い方が広まりました。
ちなみに、「ジッパー」「ジップ」はアメリカの会社がファスナーを商標登録したときの名前。つまり、チャック・ファスナー・ジッパー・ジップはすべて同じ意味を指します。
カジュアルなアウター類に使われているファスナー
ファスナーがよく使われているのは、主にアウター類。パーカーやジャケット・ブルゾンなどが代表的です。留め具を上下にスライドするだけで開け閉めできるから、利便性がバツグン。
ボタン仕立てのアイテムに比べ、カジュアルなデザインのアウターに使われています。
最近はハーフジップのニットが人気
最近注目されているのが、首元に短いファスナーがついた「ハーフジップ」のニット。もともとはスポーツウェアに使われていたデザインでしたが、オシャレな今どきアイテムになりつつあります。
人気の理由は、ファスナーを開けるとネックラインに変化がつくところ。折り返ったハーフジップが大きな襟のように見えるため、女性らしいコーデに決まるんです。
ファスナーは、デザインの装飾としても使われている
もともとは服を開け閉めするためのファスナーですが、装飾として活用されたデザインも。金属製のファスナーをスカートやワンピースに大胆に使うことで、辛口な雰囲気にシフト。コーデにエッジが効いて、おしゃれ上級者のスタイリングに決まりますよ♪