ここ最近、ファッション誌やSNSでよく見かけるようになった「ジゴ袖」という言葉。名前からイメージしにくくてよく知らない……、という方が多いのはないでしょうか。
今回は、いま話題のアパレル用語「ジゴ袖」をプチ解説。人気アイテムと一緒に見ていきましょう!
「ジゴ袖」って、どんな袖のこと?
「ジゴ袖」とは、羊の脚のようなシルエットの袖のこと。フランス語の【ジゴ(gigot)】が名前の由来です。ひじ下はぴったり、ひじ上がふんわりした形状の袖を差し、英語では「レッグ・オブ・マトンスリーブ」といいます。
ジゴ袖の起源は古く、19世紀のヨーロッパが発祥。もともとはゴシック調のファッションですが、最近ではカジュアルなデザインとして取り入れるのがブームになっているんです。
最近のジゴ袖は「ロングカフスが付いたバルーン袖」を指すのが一般的に
ジゴ袖が注目を集めるようになったのは、ボリューム袖がトレンドになったことから。本来ならヒジ下~袖口がぴったりしたデザインですが、最近では「ロングカフスが付いたバルーン袖」を「ジゴ袖」と呼ぶケースが一般的になりました。
「ジゴ袖のブラウス」でエレガントな装いに
ジゴ袖のブラウスは大人っぽくてエレガントな雰囲気が魅力です。ぴったりしたロングカフスがふんわり膨らんだ袖を引き締めつつ、華奢見えを強調。上品で女性らしい着こなしを演出してくれますよ。
「ジゴ袖」はワンピースやアウターでも使われている!
ジゴ袖はトップスだけではなく、ワンピースやアウターのデザインとしても人気。ゆったりとしたシルエットで取り入れるとリラクシーな雰囲気が加わり、トレンドライクに決まります。