最近のファッションでよく見かける、前と後ろの長さが違う服。トップスをはじめ、スカート・ワンピース・アウターなどいろんなアイテムに取り入れられているデザインですが、名前がわからず困ることも。
そこで今回は【前と後ろの長さが違う服の名前】を一挙ご紹介。よくわからないあの服を、おしゃれさんの画像でわかりやすく解説します。
アシンメトリーヘム(アシメヘム)
前後や左右で丈が違うトレンド服のデザインは【アシンメトリーヘム】。「非対称の裾」という意味があり、前後左右の長さが違う服を指します。通称「アシメヘム」と呼ばれ、トップス・ワンピース・スカートのデザインとして人気です。
フィッシュテール
魚の尾びれに似ていることが名前の由来になった【フィッシュテール】。モッズコートのデザインとして採用されたのが始まりとされています。中央が下がった燕尾状(えんびじょう)の裾が特徴です。
例えばモッズコートの別名は「フィッシュテールパーカー」、後ろがなだらかに下がったスカートは「フィッシュテールスカート」と呼ばれています。
バックロング
裾が前より後ろ側があきらかに長いデザインは【バックロング】。ゆったりとしたTシャツやプルオーバー、ワンピースでよく見かけるデザインです。
とにかく後ろが長いので、腰やお尻まわりがすっぽり隠れるのが特徴。体型カバーにもってこいの服です。
前後アシンメトリー・ヘム
Tシャツやプルオーバーで前後の長さが違うものは【前後アシンメトリートップス(アシメトップス)】。または【ヘムトップス】とも呼ばれてます。
先ほどご紹介した【バックロング】との違いはハッキリしないものの、裾先がカーブしている「バックロング」に対し、裾が真っすぐなアイテムを「前後アシメトップス・ヘムトップス」と呼ぶことが多い模様。線引きがしにくく、曖昧なファッション用語の一つです。