最近目にすることが多いサーマルシャツやワッフルシャツ。ふんわりしたカジュアルな”サーマル”と”ワッフル”ですが、どちらも似たようなアイテムに使われています。
サーマルとワッフルの違いとは何なのでしょうか?
もくじ
サーマルはシャツの名前、ワッフルは生地の名前
サーマルとはシャツの種類の名前で、ワッフルとは生地の名前。つまり「ワッフル生地のサーマルシャツ」ということになります。
”シャツの種類”と”生地の名前”でジャンルが違うのですが、最近はどちらも同じようなアイテム名として使われています。
元々アウトドアやミリタリー用のインナーとして使われていたサーマルTシャツ
サーマルとは、「熱の・温度の」という意味が語源。凹凸のある素材で空気の層ができ、保温性に優れていることから、元々はアウトドアやミリタリーの下着として使われていました。
最近ではTシャツやワンピース、カーディガンやレギンスなど、いろんなアイテムに使われています。
柔らかいワッフル生地はお洗濯に注意
デコボコした生地がお菓子のワッフルに似ていることから、ワッフルという名前がついたワッフル生地。
ワッフル生地は柔らかい一方で、洗濯で伸びてしまいやすいのが特徴です。
Tシャツはネットに入れて、ロングTシャツやワンピースは優しく手洗いしたあと平干しすると、水を含んだ状態のワッフル生地がハンガーで伸びてしまうのを防げます。
肌から離れやすいワッフル生地は、体型カバーや夏コーデにも
ワッフル生地は、ふんわり立体感のある凹凸で肌から離れやすいので、体のラインを拾いにくいのが特徴。ナチュラルな体型カバーにもぴったりです。
ワッフル生地のサーマルはコットン素材でつくられていることが多く、吸水性に優れています。サラリとしているので、夏のワンピースにもおすすめです。
ワッフル生地、どんなアイテムが人気?
肌に優しくて着心地のいいワッフル生地。最近はどんなアイテムが人気なのでしょうか?
コーディネートのしやすさで注目を集めているのが、ゆったりしたワッフルTシャツ。
ワッフル生地は素材と織り方の特性で、発色がマイルドになるのが特徴。甘くなりがちなピンクやミントグリーン色であっても柔らかな色合いになるので、仕上がりが上品なんです。
裾がカーブしたラウンドへムのデザインをチョイスすれば、トップスアウトした着こなしでもコーディネートがサマになります♪
「ボリューム袖&スリットのワッフルワンピース」でこなれ感たっぷりに
カジュアルなワッフル生地ですが、こなれたデザインのワンピースで取り入れると、女性らしい雰囲気にシフト。
ワッフル生地のワンピースに「ボリューム袖・サイドスリット」のデザインが加われば、ぐっと大人っぽいコーディネートが楽しめます。
生地感の軽いワッフルワンピースは、重ね着にもぴったり。ロングスカートやワイドパンツを挟んでも、柔らかなワッフル生地のおかげで重くならず、軽やかなレイヤードスタイルに♪
落ち感のあるワッフル生地ですっきり見え! Iラインのワッフルワンピース
ワッフル生地はしっとりとした落ち感があるのが特徴。Iラインシルエットのワンピースで取り入れると落ち感が強調され、すっきり着痩せ見えして決まります。
シンプルなワンピースのコーデには、おしゃれな小物が効果的。デザイン性の高いネックレスやバッグ、シューズをプラスすれば、よそ行き感がアップしますよ♪
紫外線対策やエアコン冷えに! ワッフル生地のカーディガン
通気性がいいワッフル生地のカーディガンは、夏の羽織りとしてもぴったり。ワッフル生地のおかげで熱が体にこもらず、サラリと爽やかな着心地が楽しめます。紫外線対策やエアコンの冷え取りアウターとしても活用できそうですね♪
2019年5月2日 公開
2021年4月4日 更新