この一年ですっかり様変わりした世の中。外出時にはマスクが必須となりました。常に不安と背中合わせのため、精神的にも肉体的にも疲れを感じている方が多いのではないでしょうか。
しかしそんな中でも、ファッションを楽しみたいのはオシャレ女子の常。そこで今回はアロマセラピストであるロザリンダが、自然の力を借りながらファッションを楽しむ「色と香りのコラボ」をご提案。その日の気分に合わせて洋服の色と香りを選べば、相乗効果で強い味方になってくれますよ。
もくじ
アロマオイルへの期待
植物から抽出した有効成分を含むアロマオイル(精油)は、私たちの心と体に優しく作用し、健康や美容に役立ちます。
この記事では、さらにその日の気分に寄り添い解説します。ハンカチに1滴落として携帯したり、ハンドクリームに混ぜて使ったりと、取り入れやすい方法で試してみてくださいね。
色彩心理を味方に
イメージと感情を引き出す力がある「色」。また「香り」と同様に自律神経にも作用します。色彩心理学は国や文化で変化するため、ここでは日本における統計学を前提としています。
不安感を払拭し心を癒したい → 【ピンク+ラベンダー】
《色:ピンク》
「ピンク」には愛情・幸福・女性らしいイメージがあり、疲れた心を癒してくれる力を備えています。モテ色のイメージが強いですが、身に着けている自分自身も優しくなり、不安な気持ちを包み込んでくれるんです。
バッグをピンクにするだけでも効果がありますよ♡
《香り:ラベンダー》
鎮静作用のある「ラベンダー」。緊張した心と体をリラックスさせます。
気持を落ち着かせて冷静になりたい → 【ブルー+ベルガモット】
《色:ブルー》
メディアから多くの情報が溢れ頭の中が整理できなくなったら、一度気持ちを落ち着かせてみましょう。その助けになるのが「ブルー」。知的なイメージを与えると共に、着用している本人も冷静になれる心理的効果があります。
《香り:ベルガモット》
鎮静作用のある「ベルガモット」。不安やうつ状態を拭い去ります。心を落ち着かせる作用があるので、冷静になりたい方にもおすすめです。
気持ちを切り替えてリフレッシュしたい → 【グリーン系+ペパーミント】
《色:グリーン》
なんとなく毎日スッキリせず、外出する際にも不安が拭い去れない方は多いと思います。そんなときは気持ちを切り替える効果が期待できる「ミントグリーン」を選んでみてください。オシャレを楽しみながらリフレッシュできますよ。
《香り:ペパーミント》
「ペパーミント」は爽やかな香りがリフレッシュ作用を持ち、ストレスや神経疲労を和らげて気分を変えてくれます。
元気を出したい → 【イエロー+グレープフルーツ】
《色:イエロー》
心も体も元気になりたいときは「イエロー」に頼ってみましょう。気分が上がり少しずつやる気も出てきます。柑橘類の色に多いイエローやオレンジは、交感神経を刺激するんです。
《香り:グレープフルーツ》
「グレープフルーツ」の学名に含まれる「paradisi」はラテン語で「楽園」。明るく前向きな気持ちに導く作用があります。
「色と香り」を上手に使って心も体も元気になりましょう!