夏になるとよく見かける、涼しげな「ワッシャースカート」や「ワッシャーワンピース」。この【ワッシャー】というファッション用語、どういう意味なのでしょうか?
今回は「服のワッシャー」をプチ解説。特徴やお手入れ方法も一緒にご紹介します。
ファッション用語の「ワッシャー」とは?
服の「ワッシャー」とは、生地に施したシワ加工のこと。洗いざらしたようなナチュラルな風合いが特徴です。
ワッシャー加工のスカートやワンピースは、布に凹凸があるので肌に貼りつきにくく、サラリとした着心地が魅力。肌離れがよく、乾いたような生地感は夏にぴったりです。
「ワッシャープリーツ」とは?
縦方向にシワがつけられたワッシャー加工は、「ワッシャープリーツ」というファッション用語で表現することも。通常のプリーツ加工がきちんとした印象なのに比べ、ランダムなワッシャー加工はラフな雰囲気が持ち味です。
ちなみに「ワッシャー」「ワッシャープリーツ」はどちらも普段着やリゾート向き。そのため、きちんと感が求められる通勤やオケージョンシーンにはふさわしくないカジュアル服です。
人気No.1は「ワッシャーのスカート」
ワッシャーアイテムの中でも、特に人気なのが「ウエストゴムのスカート」。ナチュラルに決まる上にアイロン掛けが不要なので、一枚持っておくと便利な服です。
夏の旅行に使いやすい! 「ワッシャーのワンピース」
ワッシャー加工のワンピースは、涼しい・軽い・シワが気にならないと夏の旅行にぴったりのアイテム。クルクルとねじってバッグに入れられるので、パッキングもスムーズですよ♪
ワッシャー服のお手入れは?
ワッシャー加工はコットンやリネン素材が多く、洗濯機洗いOKのアイテムが多いのですが、洗濯しているうちにシワ加工が取れてくることも。すすぎ洗いした後で雑巾を絞るようにして干すとそのままの状態で乾くので、クシャッとしたシワがつけられます。