「去年のベージュ服」が鮮度アップ! 試してほしい配色レッスン【元デザイナーがレクチャー】

最終更新日: 2023/02/24
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ファッション業界にてデザイナーを経験、現在はライターとして活動中のm.NaNaさん。元デザイナーとしての目線をもとに、オシャレのコツについてご紹介いただきます。
第4回は【鮮度が上がるベージュ服の配色】について。


ここ数年、人気が衰えない「ベージュアイテム」。去年買ったアイテムを今年も活用したいけれど、見飽きてしまってちょっとマンネリ……なんて方も多いのでは? 飽きてしまったトレンドカラーアイテムは「色合わせ」で鮮度アップするのがおすすめです。

デザイナーとしてコーデを組むときも、同じトレンドカラーが続いたときは配色で鮮度アップを意識していました。ちょっとした色使いでグッとおしゃれさが増すので、ぜひ試してみてほしい!

今回は、ベージュを新鮮に見せる配色を「ダークカラー・きれい色・ワントーン」の3軸に分けてご紹介していこうと思います。ぜひ秋コーデの参考にしてください。

【1】秋の季節感重視で鮮度を上げる「ベージュ×ダークカラー」コーデ


まずは秋らしさ重視でベージュの鮮度を上げる「ベージュ×ダークカラー」コーデを3つご紹介。誰でも挑戦しやすく、着こなしやすい配色ばかりです。

「ベージュ×ブラック」は2020年らしさNo.1の配色。「ブラック」が久々に注目トレンドへ上がっているので、旬カラー同士で引き立て合う組み合わせです。ブラック特有の重さをベージュが解消してくれるメリットもアリ。

 

「ベージュのナチュラル感がやっぱり好きだけど、去年とは雰囲気を変えたい……。」そんな方はぜひ「ダークブラウン」を使ってみてください。深みブラウンを添えるだけで、ナチュラルな気分はそのままに、今年らしく新鮮なベージュコーデが楽しめますよ。

 

ブラック合わせもダークブラウン合わせもキツい、と感じたら「ネイビー」がおすすめです。ベージュと合わせることで、上品&きれいめな雰囲気に仕上がります。どちらも定番色なのに、組み合わせてみると意外と新鮮に感じませんか?  オフィスコーデにもイチオシしたいきれいめ配色です。

【2】フレッシュに着こなしの鮮度を上げる「ベージュ×きれい色」コーデ


2020年秋は「きれい色」の人気も上がっています。次は、シックな秋ファッションにあえてフレッシュさをプラスして、ベージュアイテムを新鮮に見せるテクニックを3配色ご紹介します。

こちらは、ベージュニットにサーモンピンクのワイドパンツを合わせた配色コーデ。ピンク系を投入することで血色感がアップし、健康的な雰囲気が作れます。甘くなりがちな配色なので、あえて辛口アイテムで実践するとより新鮮な着こなしに。

 

ふんわりやわらかなイエローはベージュとのなじみが抜群。自然なのにフレッシュで新鮮な雰囲気を作れる配色です。秋にあえてのビタミンカラーがおしゃれ上級者風ですよね。

 

「ベージュ×くすみブルー」の配色は個人的にとっても推したい組み合わせ。ざっくりニットやアウターなど暖かなアイテムだと、淡いベージュとブルーの爽やかさが相まって鮮度がグッと高まります。くすみ感のあるブルーを選べば意外と着こなしやすいですよ。

【3】「ベージュワントーン」コーデの鮮度を上げるには?


なんだかんだ言ってもやっぱりベージュワントーンが好き! そんな方は、ぜひ「ワントーンの中にもメリハリを作る」ことを意識してみてください。これだけでベージュアイテムの新鮮さが桁違いに上がるはず。

似たようなトーンのベージュを組み合わせたときに、手っ取り早くメリハリをつけるなら「柄モノ」を投入するのが◎。こちらはボトムスにドット柄を使うことで、ワントーンなのにメリハリのある装いに。

 

こちらは、ほぼ同じ色合いのトップス×パンツコーデですが、マットなスウェットとツヤ感のあるサテン素材とのコントラストでメリハリを作っています。ワントーンなのになぜか奥行きがあってオシャレに見える……、そんな方を見つけたら「素材」に注目してみると、その理由がわかるかもしれません。

 

なんだか見飽きてしまったベージュアイテムも、ちょっとした配色テクニックで鮮度アップできます。ぜひお手持ちのアイテムをいろいろ組み合わせて、旬な着こなしにブラッシュアップしてみてくださいね。


これまでの連載記事【第3回】おしゃれに見える「ワントーンコーデ」3つのポイント【第2回】どのくらい先取りすればいい? 「夏→秋」季節の変わり目コーデの作り方【第1回】30代から心がけたい、やりすぎ感を消す「引き算テクニック」

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