今回は美容師さんにはなかなか聞くことができない、素朴な疑問をまとめました。特に疑問または不安に感じることが多いお悩みをピックアップ。問題が解決すれば、すっきり安心して美容室を楽しめるはず♪
※こちらの記事では、あくまでコーデの参考としてスナップを選定しています。
もくじ
- 「なりたい髪型の画像」を持ってくるお客さんってどのくらいの割合でいる?
- 「芸能人の写真」を見せてこうなりたい、って言っても笑われない?
- おしゃれが苦手です。美容室に行くとき、おしゃれしていかなくても大丈夫?
- 美容室での会話が苦手! 会話したくないとき、どう伝えれば失礼じゃない?
- 美容室で何をして過ごしていいかわからない。お客さんはどんな感じで過ごしてる人が多い?
- 敏感肌のため、使えるスタイリング剤やシャンプーに制限がある。美容室に持ち込みしてもOK?
- いつも行っている美容室ではなく、一度別の美容室へ行った。いつもの美容室にまた来店しても変な雰囲気にならない?
- 美容室のヘアカラー剤と自宅でするセルフカラー剤、何が違う?
「なりたい髪型の画像」を持ってくるお客さんってどのくらいの割合でいる?
美容師さんになりたいヘアスタイルの画像を見せるお客様が、SNSの普及と共に増えてきました。新規のお客様であれば、半数以上は画像をお持ちになります。美容師側としても口頭で伝えられるよりイメージしやすく、理想に近づけやすいです。
カラーに関しては、髪質などもあるため画像通りの色味にはなりづらいものの、カットはほぼ同じスタイルに作れるでしょう。伝えるのが苦手、また理想のヘアスタイルがある方は画像を持ち込みするのがおすすめです。
「芸能人の写真」を見せてこうなりたい、って言っても笑われない?
なりたいスタイルの画像を見せることは、美容師からすると非常にありがたいです。それが芸能人であるならなおさら。イメージがつきやすく、さまざまな角度からの画像をネットで調べることができるからです。
そっくりそのままのスタイルに仕上げてくれる美容師さんもいれば、ポイントを押さえて似合わせスタイルに仕上げる美容師さんもいます。どちらにしても、理想としているヘアスタイルに近づけてくれるでしょう。
おしゃれが苦手です。美容室に行くとき、おしゃれしていかなくても大丈夫?
おしゃれな服装で来店されるのは美容師としても嬉しく思います。一方で、できればこの服装はやめてほしいというのもあるんです!
例えばフード付きのパーカー、タートルネックのトップスなど、首元にボリュームがある服は控えてもらいたいところ。シャンプーで濡れてしまう可能性が非常に高くなります。またロングスカートなど丈が長いボトムも、髪の毛を引きずるため控えましょう。
できれば汚れてもしょうがないと思える服で、また普段から着ている服装で向かった方が、自分の雰囲気に合う髪型に仕上がりやすいですよ。
美容室での会話が苦手! 会話したくないとき、どう伝えれば失礼じゃない?
美容室はリラックスできる空間の一つです。もちろん雑談したくない日もあるもの。
会話をしたくないと美容師に伝える方法は主に3パターンあります。「スマホや雑誌に集中する」、「予約時に伝える」、「その場で伝える」です。
スマホや雑誌に集中すれば、ほとんどの美容師さんは声をかけてきません。でもアイテムに頼るのが嫌なら、予約時に静かに過ごしたい旨を伝えましょう。ネット予約なら備考欄に書くだけでいいので、気疲れしません。
その場で伝える時は、「今日はゆったりとした時間を過ごしたい」などと伝えると、美容師側も勘付いてくれます。万が一話しかけられても、短い返答にすれば自然と会話は途切れていきますよ。
美容室で何をして過ごしていいかわからない。お客さんはどんな感じで過ごしてる人が多い?
美容室での施術中、雑誌を読む方、スマホをいじる方、美容師との会話を楽しむ方など、人によってさまざまです。基本自由に過ごしていただいて構わないのですが、これだけはやめてほしいということも何個かあります。
例えば他のお客さんが不快と感じること。大音量で動画を見たり、臭いがキツい食べ物や飲み物を持ち込んだりなどはやめましょう。お客さん側がやっていることであっても、すべて美容室のイメージダウンに繋がるので気を付けてください。
またできるだけ避けてほしいのが、きょろきょろと顔を動かすこと。「あのお客様、何か気になるのかな?」と美容師側は感じます。また顔が動くと施術がうまくできないことも。特に要望がなければ、顔を動かすより、雑誌やスマホに集中した方が美容師さん思いかもしれません。
敏感肌のため、使えるスタイリング剤やシャンプーに制限がある。美容室に持ち込みしてもOK?
結論から言うと、まったく問題ありません。サービス精神旺盛な美容室であれば、なおさら心配することはないでしょう。しかし念のため、予約の時点で聞いたほうが親切ですね。
ちなみに美容室側も、お客様の髪質・肌質に合わせたシャンプーやスタイリング剤を使うようにしています。また行きつけの美容室なら、ボトルキープのように置いておくことも可能です。もしくはそのお店で取り入れてくれるかもしれません!
美容室側もお客様の安全・安心が一番です。「ダメです!」なんていう美容室はむしろやめた方がいいかも……。不安がらずに聞いてみてくださいね。
いつも行っている美容室ではなく、一度別の美容室へ行った。いつもの美容室にまた来店しても変な雰囲気にならない?
美容師側からすれば、再来店していただけるのはすごく嬉しいです。特に気にすることなく、行きつけの美容室にご来店ください。
その際、「どこの美容室で、どんなメニューをしたのか」と聞かれるかもしれません。これは美容師側が自分の至らなかった点などを探すために聞く場合が多いです。例えば、もっとお客様に寄り添う接客と、技術を行うためのヒントにするため。ここは遠慮することなくハッキリと質問に答えてあげてくださいね。
美容室のヘアカラー剤と自宅でするセルフカラー剤、何が違う?
実は市販薬と美容室で取り扱っているカラー剤の成分はほぼ同じなんです。しかし美容室でカラーをした方がきれいな仕上がりになりますよね? その理由は美容師さんの技術と知識にあります。
人それぞれ、髪質・傷み具合はまったく異なります。その人に合った薬剤の配合・塗り方・放置時間にすることで、きれいな仕上がりになるんです。
一方で市販のカラー剤は、すべての人に対して同じ説明文を記載しています。髪のダメージを受けている方なら、なおさらギシギシとした仕上がりになったり、ムラができたりするんです。