最近のパンツはゆったりめが主流。その分デザインのバリエーションは多種多様です。ひと口で「リラクシーなシルエットのパンツ」と言っても服の名前はいろいろ。女性用のパンツにはどんな種類があるのでしょうか。
そこで今回は、レディース向き【ダボッとしたパンツの名前】をご紹介。ファッション用語をおしゃれな画像から解説します。
1|バギーパンツ
ダボッとしたパンツの代名詞ともいえるのが「バギーパンツ」。バギーとは「袋のような」を意味し、その名前通り太めで直線的なシルエットのパンツを指します。
ウエストにタックやギャザーが施されておらず、キャンバスやデニムなど厚手生地が使われるのが一般的です。
2|カーゴパンツ
辛口でメンズライクな雰囲気があるのが「カーゴパンツ」。元々は貨物船(カーゴ)の作業に使われていたのが名前の由来です。
ゆったりした作りに加え、道具の持ち運びに重宝する太ももの大きなポケットが特徴。昨シーズンにトレンド入りして以来、人気継続中のアイテムです。
3|パラシュートパンツ
最近よく見かけるボリューミーなパンツは「パラシュートパンツ」。アメリカ空軍のパラシュート部隊が穿いていたのがルーツです。
裾がギュッと絞れるドロスト仕様とひざに施されたタックは、パンツのダボッとしたシルエットを強調します。シャカシャカしたナイロン生地が使われているのが定番。加えてサイドポケットがあるパラシュートパンツは「パラシュートカーゴパンツ」と呼ばれています。
4|バルーンパンツ
風船(バルーン)のような丸い形状のパンツは「バルーンパンツ」。裾をヒモやリブなどで絞らず、立体的なカッティングで膨らんだようなシルエットを演出します。
ダボッとしつつも裾まわりはコンパクトなので足さばきがラク。動きやすさと下半身の体型カバーを両立するカジュアルなパンツです。
5|ガウチョパンツ
ダボッとして丈が短いのが「ガウチョパンツ」。7分~8分丈くらいのワイドシルエットのパンツを指します。
以前大ブームだっただけに一時期は時代遅れ感がありましたが、汎用性の高さと時代の変化によりじわじわ復活の予感。カジュアルに着こなすのがコーデのコツです。
6|イージーパンツ
ラクな穿き心地に特化したのが「イージーパンツ」。ゆったりとしたシルエットに加えて、ヒモが付いたウエストゴム仕様のパンツを指すファッション用語です。
以前は部屋着っぽいイメージがありましたが、最近ではラフなテイストのパンツとして定着。リラクシーな雰囲気があり、オフコーデにぴったりなアイテムです。
7|スウェットパンツ
吸水性が高いスウェット生地を使ったパンツは「スウェットパンツ」。ボリュームがあるパンツが人気なことから、ダボッとしたシルエットがトレンドに。最近ではスウェットパンツで定番の裾リブより、ゴムやドローストリングのような裾絞りタイプが流行りです。
8|ワイドパンツ
「ワイドパンツ」はゆったりしたパンツの総称。シルエットにクセがなく、薄手の生地を使ったパンツを指すことが一般的です。
近ごろ注目を集めているのが、ウエストにタックを施したタックワイドパンツ。気になるお腹まわりが目立たず、クリーンに着こなせると定評があります。