夏用の衣料に使われる生地「クレープ」。薄手の織物を指すファッション用語ですが、あまりよく知らないという人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は【服・布のクレープ】をプチ解説。人気のデザインも併せてご紹介します。
服のクレープとは?
【クレープ】とは、生地の表面に縮れ感を出した織物の総称。日本名を「縮緬(ちりめん)」といい、縦方向の細かいシボが特徴です。生地に凹凸があるため、肌離れがよくサラッとした着心地。暑い日でも快適に過ごせると定評があります。
ステテコなど肌着として幅広い世代に使われていますが、最近ではレディースファッション用の生地として人気に。トップス・ボトム・ワンピースなど、アイテムのバリエーションが広がっています。
クレープと楊柳(ようりゅう)の違いは?
縮れたようなシボ感の【楊柳(ようりゅう)】も実は「クレープ」と同一語。ワッシャー加工に比べてシワが細かくて均一なのが特徴です。
生地の表面にストライプ状の凹凸があることで、コーデがスッキリとした印象に。見た目・着心地ともに爽やかに着こなせます。
近ごろ人気の「クレープ生地のシアートップス」
近ごろ人気がある「クレープ生地のシアートップス」は使い勝手が抜群。通気性や速乾性が高くシワになりにくい素材に、トレンド感が加わった優れモノです。今どきのおしゃれを楽しみつつ涼しく過ごせます。
夏のお出かけにぴったり「クレープ生地のセットアップ」
夏のお出かけ着におすすめなのが「クレープ生地のセットアップ」。シンプルなデザインに立体的な凹凸生地が映えコーデが上品に。柔らかくて女性らしい雰囲気を演出します。