ファッション業界にてデザイナーを経験、現在はライターとして活動中のm.NaNaさん。元デザイナーとしての目線をもとに、オシャレのコツについてご紹介いただきます。
第6回は【「Vネックが似合わない」を解決する着こなし術】について。
顔まわりをシャープに見せてくれて、どこか女性らしい「Vネック」デザイン。おしゃれに着こなしたいけれど、なんだか似合わない……と思う方も多いのだとか。
実は私もその一人です。Vネックのお洋服をおしゃれに着こなしたくて、また、たくさんの方におしゃれにスタイリングしてほしくて、いろいろ試行錯誤してきました。
そこで今回は、Vネックが似合わない原因や、解決する着こなし術を解説していきます。ぜひ参考にしてください。
※記事中のモデルさんはみなさんスタイルの良い方ばかりですが、一般的なテクニックとしてご参考にしていただけると幸いです。
もくじ
「Vネック」のお洋服が似合わない原因は?
「Vネックが似合わない……。」実際にショップに立っていても、こういったお悩みを抱える方に多く出会いました。
似合わないと思ってしまう原因は、
・首がスッと長い
・面長さん
・肩~胸にかけて華奢でスリム などなど
一見するとメリットのようなことばかり。でも、Vネックを着るときはちょっとデメリットになってしまうんです。
できることなら、こんなモデルさんのようにおしゃれにVネックを着こなしたいですよね。
それでは、「Vネックが似合わない」を解決する着こなし術を5つご紹介します。
【解決策1】「浅めなVネック」を選んで間延びしないようにする
一つ目の解決策は、「浅めのVネック」で肌見せ量を少なくするテクニック。
首が長い方が深いVネックを着ると、余計に首が長く見えて間延びしてしまいます。浅めのVネックなら、首から胸元にかけての距離が短くなるので、間延び見えを防止できます。
【解決策2】髪を下ろして、首元の間延びを予防する
髪の毛を下ろして、首元に程よいボリュームを加えるのもおすすめのテクニックです。首の長さをカモフラージュし、華奢で寂しく見えてしまう上半身を華やかに見せることができますよ。
【解決策3】「クルーネックのインナー」を重ねて、首元の開き具合を調整
カジュアル派の方におすすめなのが、「クルーネックTシャツ」をインナーにする着こなし術。これも胸元の肌見せ量を少なくすることで、全体の間延びを予防するテクニックです。特に今年は重ね着コーデが人気なので、おしゃれ見えは確実!
【解決策4】「タートルネックのニット」を重ねて、首の長さをメリットに変える
首の長い方にとっても似合うタートルネックニット。これをVネックトップスに重ねる着こなしは、「似合わない」悩みをポジティブに変えるテクニック。首の長さを生かしたタートルネックと、すっきり見えるVネックのいいとこどりができるおすすめスタイリングです。ちょっとモードで大人っぽく仕上がるのもおしゃれ!
【解決策5】「スカーフ・チョーカー」で首元にワンポイントを作る
最後にご紹介する解決策は、首元にスカーフやチョーカーでワンポイントを作るテクニックです。長く垂れるネックレスではなく、コンパクトなスカーフなどを巻くのがコツ。首が長く、肩や胸の厚みがないからこそ、やり過ぎ感なくおしゃれなバランスに仕上がります。
「Vネックが似合わない……。」そう感じて、着たいお洋服を諦めている方がいたら、ぜひ今回の解決策を試してみてくださいね。