トップスの裾を出すか、出さないか、はたまた前だけインするのか……。これって意外と悩ましい問題ですよね。そもそも、前だけインってトレンドではどうなの?と思う方もいるのでは。
最近の傾向として、実はトップスのフロントだけを入れるのはちょっぴり失速気味。今は「IN」か「OUT」のどちらかを選ぶ方がスマートに決まります。ただそうなると、判断基準のポイントはどこにあるのかが疑問に。
そこで今回は2021年「トップスの裾」事情を徹底分析! シルエットや素材感、合わせるボトムによって見定めるのがコツです。その方法を一緒にチェックしていきましょう♡
もくじ
【INする場合:その1】ふんわりした素材は、INでメリハリをつける
コットンなど空気感のあるふんわりとしたトップスに、フレアなスカートを合わせたい場合は、メリハリを付けるために【IN】するのが正解です。ここでOUTしてしまうと、寸胴な印象のシルエットになってしまうので注意が必要。
またトップスを入れることにより、きちんと感のある女らしい要素も加わるのがポイント。デートにもおすすめできる合わせ技です。
【INする場合:その2】ハイウエストボトムは、INしてすっきり見せる
積極的にトップスINしてほしいボトムスの代表格が「ハイウエストボトム」。素敵なデザインを生かせること、脚長効果を狙えることがその理由です。
その際トップスのシルエットは、なるべくシンプルでコンパクトなものを選ぶのが正解。ボトムとのバランスがアップすると共に、全体の見え方もよりすっきりとした印象に。
【OUTする場合:その1】ニットなどカジュアル素材のトップスは、OUTでゆるく見せる
ニットやスウェットなどカジュアル感のあるファブリックのトップスは、【OUT】してゆるく見せるのが今っぽいスタイリングに仕上げるコツです。
このような素材の場合、スカートがボリュームのあるフレアなタイプでも、INせずにあえて裾を出すのが正解。重心を下に持っていくことで旬シルエットが生まれますよ。
【OUTする場合:その2】きちんと素材は、OUTしてラフな表情をプラス
最後にご紹介するのはサテンパンツなど、きちんとした印象でドレッシー感のある素材ボトムについて。トップスを【OUT】することで、ラフな表情をつくり出しバランスを取るのがポイントです。
このテクニックは、よそ行き仕様の素材をカジュアルに見せたいときにも使えます。きっちりまとめすぎず、あえて崩してみる。それくらいの感覚の方がバランスよく仕上がります。