最近のTシャツは大きめサイズが人気。体が中で泳ぐようなTシャツをSNSやファッション誌でよく見かけるけれど、なんと呼べばいいのでしょうか?
そこで今回は【だぼっとしたTシャツ】の名前を解説。おしゃれさんのスナップと一緒にチェックしてみてください。
「だぼっとしたTシャツ」の名前は?
だぼっとしたTシャツは【オーバーサイズTシャツ】や【ビッグシルエットTシャツ】の名前が一般的。加えて「ゆるT」「だぼT」などと呼ばれることも。いずれも「大きめの作り」を指すファッション用語です。
「オーバーサイズ」と「ビッグシルエット」の違いは?
【オーバーサイズTシャツ】は、あらかじめ大きなシルエットにデザインされたもの。例えば最近の商品は「レディースのMサイズTシャツ」が「メンズのM・Lサイズ」に相当するサイズ感のアイテムが人気に。
対して【ビッグシルエットTシャツ】は身幅と肩幅がゆったりし、首まわり・着丈・袖丈はコンパクトな作り。そのためルーズ感は少なめです。
本来であれば【オーバーサイズTシャツ】と【ビッグシルエットTシャツ】にはそれぞれ違いがありますが、わかりにくいとの理由からファッション用語としての線引きがあいまいに。近ごろでは【大きめのTシャツ】とひとくくりになり、ほぼ同一語として使われています。
「袖下がゆったりしているTシャツ」の名前は?
大きいデザインのTシャツには袖下がゆったりしているものもあり、こちらは【ドルマンスリーブTシャツ】。一見するとオーバーサイズ&ビッグシルエットTシャツに似ているけれど、別のデザイン。身頃と袖が裁ち続きになっていて、袖下がゆったりしているのが特徴です。だぼっとしたTシャツですが、柔らかいシルエットのおかげで女性らしい雰囲気を演出します。
「だぼっとした長袖Tシャツ」は袖丈がうんと長くなる?
同じようにだぼっとしたTシャツでも、半袖と長袖ではデザインに変化がみられます。半袖は5分袖~7分袖くらいまで袖の長さがあるのに対して、長袖Tシャツは袖丈は長すぎないのが特徴。
「だぼっとした長袖Tシャツ」はドロップショルダーで袖付け位置が落ちる分、袖の長さがあらかじめ短い作り。そのためメンズTシャツをダラッと着ているようには見えず、リラクシーなおしゃれに決まります。