「Aライン」「Yライン」など、コーデのテクニックとして使われている【〇〇ライン】という言葉。シルエットを指すようだけれど実はよくわかっていない……、という人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は【レディース服のシルエットの種類】をプチ解説。おしゃれな画像を見ながらスッキリ解消しちゃいましょう!
そもそも「シルエット」とは?
アパレル用語の「シルエット」とは、服を着たときの輪郭のこと。全身のシルエットをアルファベットの文字に当てはめ、【〇〇ライン】と表現しています。レディースファッションで代表的なのが【A・I・Y・O】の4種類のシルエットです。
1|Aライン
【Aライン】とは、アルファベットの「A」のような裾広がりのシルエットのこと。上半身はコンパクトで、裾にかけて広がったラインを指します。
フェミニンな雰囲気があるうえに、お腹や腰まわりがカバーできるのも魅力。重心が下がるのでバランスがとりやすいのが特徴です。
2|Yライン
【Aライン】とは逆のシルエットに見えるのが【Yライン】。上半身にボリュームのある服、下半身は細みの服を使うのが特徴です。
代表的なのが「オーバーサイズのトップス・アウター」と「スキニー・レギンスパンツ」の組み合わせ。脚をほっそり見せつつ、スポーティで軽やかなルックスに仕上がります。
3|Iライン
大人の女性に人気の【Iライン】。アルファベットの「I」のように引き締まった縦ラインを強調したシルエットです。全身がほっそりとしているため、スタイルアップ見え効果も。
Iラインシルエットの代表的な服は、真っすぐなワンピース・ジャンパースカート・タイトスカート・細身シルエットのコートなど。スタイリッシュな雰囲気が魅力です。
4|Oライン
基本シルエットの【A・I・Yライン】に加え、近ごろ注目を集めているのが【Oライン】。だぼっとしたトップスとボトムを組み合わせて、全体にボリューム感を出すシルエットを指します。「ゆるゆるコーデ」「ゆるずるコーデ」とほぼ同意語です。
ゆったりとリラクシーな雰囲気が魅力ですが、その一方でダラしなく見える心配も。スニーカーを合わせるなど、足元に軽やかさを出すのがコーデのコツです。